私の冬支度(リストバンド)

 C96では、リストバンドの両面テープが汗でダメになるという事態が発生しました。対策もされているそうですし、C97は冬なので大丈夫そうと思いつつ、気になっていたグッズを購入。
 
 個人的には、一目で確認できるのであれば夏みたいに首からさげるでいいと思うのだけど「リストバンドは腕につけないといけない」がどこまで求められるかわからないので、腕につける方向で考えてみます。
 
 タワーレコードで売っている「タワレコ銀テープキーホルダー」(690円+税)です。私はリストバンド入れるやつという思い込みがあったため、「リストバンドのカバーみたいなのないですか?」と店員さんに尋ねて発見が遅れました(「わからないですけどグッズはあちらですねー」という案内をいただいて発見)。
 購入をされる方は、商品名はともかく「銀テープ」「キーホルダー」はおぼえておいたほうがよいと思います。
 
 こういう商品です。
 
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 パーツはこんなカンジ。
 
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 こうすると腕に巻けるようになっています。
 
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 テープを入れる部分はデフォルトでは20cmサイズ。別売があり、長さはカスタマイズできます。私は30cmのもの(200円+税)も購入しました。
 
 長さ比較。
 
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 20cmサイズの場合は、折り込んでから入れるようになります。
 30cmサイズだと冬服でも服の上から余裕ですが、ゆるゆる。Dカンつけたままにして、上腕部に安全ピンか。それか自分の腕のサイズにあわせて切って使うか。
 
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 いずれにしても、想定外の着け方なのでスタッフさんがに確認された場合のことも考えつつやってみたいと思います。
 
 
(参考)夏は100均の防水ケースに入れてました(リスバンド全面が確認できるようにしています)。
 
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「初カキコ…ども…」の元ネタさがし

 かつてにちゃんを中心に流行したコピペ(テンプレ)はいくつもあります。
 そのうちのひとつ「初カキコ…ども…」が、今年の12月3日で10周年だそう。

 このつぶやきをしたのが発生したスレッドの135というのがポイントです。「初カキコ…ども…」の人が132です。7分後にコピペでないことを確認した方なのです。
 



 
 
 そうしたら、132さん本人と名乗るアカウントが登場。この書き込みに元ネタがあると発言。下記にまとめられた後、アカウントを削除されました。よって、真偽不明です。
 
 
togetter.com
 
 
 「りぼん」関連と知っていきなり興味がわく私です。かなり情報があるので(証言が本当なら)割と簡単にみつかるわーと思って、私もさっそく国会図書館へ。
 
 結論としてはみつかりませんでした。私以外にも動かれた方が同じ結果ですので、「少なくとも「星の瞳のシルエット」連載中の「りぼん」「りぼんオリジナル」には掲載されていない可能性が高いと考えられる」という状況です。
 もちろん全員が見落とした可能性というのもゼロではないです。
 また、それぞれ閲覧できない号があったり*1、利用停止などもあるので「ない」と断言はしません。
 
 参考に私を含めた動かれた方の状況をまとめてみます。
 

 

手持ちを見た方と記憶によるコメント

 



 
 

情報検索した方のコメント

 



 
 

国会図書館に行った方のコメントその1

 






 
 

国会図書館に行った方のコメントその2

 





 

国会図書館に行った方のブログ

 


m-kikuchi.hatenablog.com
 
 

ねとらぼの記事

 ねとらぼのライターさんが行かれたようで、記事になりました。


 
nlab.itmedia.co.jp
 
 

国会図書館に行った人のコメントその3(私)

 




 
 

*1:いっぺんに請求しすぎです。

「コマと線になぜ人はいまだに感動するのか?」行ってきた

 ざっくりです。自分語りです。トーク内容を知りたいとか客観的な感想をお求めの方などが求める内容はありません。
 
 
 国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART) https://mapdate.net/imart/トークイベント「コマと線になぜ人はいまだに感動するのか? マンガ表現論と、その先」へ行ってまいりました。登壇者は、夏目房之介さん、宮本大人さん、野田謙介さん、三輪健太朗さん。
 
 宮本大人さんと私はだいたい同じような年ごろだけどまんがについての文章(今の目で見て論なのか問題を避けている書き方)の触れ方がちがっていておもしろかった。こういうくくり話はしていないので、論に触れた話であって「まんがについての文章」だったらもっといろいろあるわーという可能性は高いですが。
 
 いろんな人に話しているけれど、私がはじめて読んだのは藤子不二雄『二人で少年漫画ばかり描いてきた』(文春文庫)、石森章太郎『レオナルド・ダ・ビンチになりたかった』(ポプラ社)です。小学生のころ。
 まんがはなかなか買ってもらえないが、文字の本なら割と買ってもらえるという家に育ったからです。
 
 中学生になると「ぱふ」を読むようになり、そこから過去の言説に触れていったカンジ。
 
 なので、呉智英さんの『現代マンガの全体像』(情報センター)、橋本治さん『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』(北宋社)あたりが中学生。すでに少女まんがにかたよった人生だったので、キンピラゴボウは夢中になって読みました。『現代マンガの全体像』は「うーーん、趣味あわないかも」しらいの感想(すいません)。図書館にあった『マンガ批評大系』を借りたのもこのころだけど、もう高校生になっています。知らないことが多すぎて、わかるとこだけ読みました。*1
 
 私は素直に『現代マンガの全体像』の読後に1970年代の言説へたどりついたと思っていたけれど、宮本さんは『現代マンガの全体像』を信じて1970年代の言説へたどりつくのが遅れたという(私の理解です)。1980年代の言説→1970年代の言説と順を追っているので(近くにサンプルもいないし)、自分のルートが「普通」と思っていたけれど、真逆だったのがおもしろいなーと思いました。単に私が『現代マンガの全体像』をまじめに読んでなかった可能性は高いですが。*2
 
 
 あと、トーク後、夏目さんはどう新しかったかというような話題になった時、「線の導入」というような話だったと思うのですが(雑音で半分くらいしか聞こえてないのでちがうかも)、私のここの理解はとても表層的で「夏目さんの新しかったところは、すでにライターなり、テレビなりで名を成した人がまんが批評をエンターテイメントとして提示したところ」だと思っています。
 
 論というかたちで表示されるかはともかく、線の話は夏目さんがしなくても誰かがいずれちがう形でも書いたのではないかという気がしており。
 野田さんにしても、三輪さんにしても、比較的容易にアクセスした夏目さんから入っています。「マンガ夜話」だったり、大出版社の文庫だったり。
 そういう活動を見て、野田さんや三輪さんのように論文書くところまでは行かないにしても。「あ、まんがの表現をこうやって見ていくのって楽しい」「まんがについて人としゃべったり、書いたりするのは楽しい」って思った人はたくさんいたはず。
 
 夏目さんが教育者として大学でまんがの論文の指導をしているのはとてもすばらしいことです。けれども、それ以前のエンターテイメントにのせて世に出した仕事を通して裾野を拡大させたことというのがそれよりも大きいと私は思っています。夏目さんは自分は教養もないしーみたいなことを言っておられましたが、夏目さんの仕事は教養の世界があることを前提にしたもので、そこから学問へたどりつく人がいた訳です。
 
 これが夏目さんにしかできなかったことなのではないかと思います。
 
 
 
 それにしても、野田さんがあげた夏目さんの文章。あの紹介はズルいし、夏目さんのコメントもツボを刺激するものでした。
 会場の人はみんな読みたくなったと思う。私はとても読みたくなりました。
 
 
 
(内容と関係ない感想)
 
 まんがが学問に接近していくにあたって、美術、文学、哲学などのやり方を取り入れて学問化していく当然予想できたこと。ただそれだけでは、産業や国際的あれこれなども包括して扱うことはできないので、そのうちアジア学みたいに各研究者はそれぞれの手法でやっていって、全体をウォッチする係みたいな研究者が出てくるか、学会なりなんなりで全体を示していくようになるのではないかと思いました。ただ、そのころの「まんが」は私の知っているまんがではなくなっているかもしれませんが。
 
 
 
 

*1:「マンガ批評大系」が近所の図書館にあったのはウソ記憶で、読んだのはもっと後かもしれない」と思って検索したら、かつて通った図書館にまだ所蔵されていました。書庫行になってた。

*2:そもそも私は研究者ではない。こういうところが研究者と一般人の道の分かれ目なのです。

吾妻ひでおさんと賞

 吾妻ひでおさんについての報道で賞についていろいろブレがあるので、私のわかる範囲での一覧を作成します。とはいえ、海外はよくわからず。参考にしたサイトを紹介しますので、私の記事はあまり信用せず、必要な方はリンク先をご参考になさってください。
 
  

 
不条理日記
 
対象単行本の刊行年:1979年
 
1979年 
第18回日本SF大会 星雲賞 コミック部門
http://www.sf-fan.gr.jp/awards/list.html
 

 

 
失踪日記
 
対象単行本の刊行年:2005年、2007年、2008年、2019年
 
2005年 
第34回 日本漫画家協会賞 大賞
https://www.nihonmangakakyokai.or.jp/?tbl=award&id=186
 
2005年 
第9回 文化庁メディア芸術祭マンガ部門 大賞
http://archive.j-mediaarts.jp/festival/2005/manga/
 
2006年 
第10回 手塚治虫文化賞 マンガ大賞
https://www.asahi.com/corporate/award/tezuka/12125639
 
2006年 
第45回日本SF大会 星雲賞 ノンフィクション部門
http://www.sf-fan.gr.jp/awards/2006.html
 
2008年 
(フランス)
第36回 アングレーム国際漫画祭 ノミネート
https://fr.wikipedia.org/wiki/Journal_d%27une_disparition
https://web.archive.org/web/20081120142937/http://www.bdangouleme.com/22-selection-2008-official-selection
 
2009年 
アメリカ)
イグナッツ賞 Outstanding Story ノミネート
https://www.smallpressexpo.com/2009-ignatz-award-recipients
 
2019年 
(イタリア)
Gran Guinigi award  Riscoperta di un'opera
http://www.afnews.info/wordpress/2019/10/11/lucca-2019-hideo-azuma-fumettibrutti-e-zuzu-e-laudace-vincono-i-gran-guinigi/
https://www.luccacomicsandgames.com/it/2019/comics/premi-concorsi-tornei/premio-gran-guinigi/i-gran-guinigi/
 

 

 
「文藝別冊 総特集 吾妻ひでお -美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪」
 
対象単行本の刊行年:2011年
 
2012年 
第37回日本SF大会 星雲賞 ノンフィクション部門
http://www.sf-fan.gr.jp/awards/2012result.html
 


不条理日記 SFギャグ傑作集

不条理日記 SFギャグ傑作集

不条理日記 完全版

不条理日記 完全版

 
 
失踪日記

失踪日記

www.amazon.fr
www.kana.fr
Disappearance Diary

Disappearance Diary

www.amazon.it
 
 
 「失踪日記」海外版は上記フランス語版、英語版、イタリア語版の他にスペイン語版(2006年)、ドイツ語版(2007年)、ポーランド語版(2012年)があります。
 
www.amazon.es
Dziennik z zaginiecia

Dziennik z zaginiecia


 

 
 

吾妻ひでおさん訃報報道いくつか

 この記事は吾妻ひでおさんの訃報報道の紹介というか見ての感想というかの記事です。ツイッター検索でみつけたものです。つまり、ツイートしていない新聞等はありません。
  

・前提
・私の偏見によるおさえるべき新聞
・最初のほうの海外の報道

 
 の、3本立でお送りします。
 
 私が反射的に思ってしまった荒っぽい感想が含まれます。途中までしか読んでいない記事、そもそも読めない(機械翻訳)記事であり、チラッと見ての反射的な反応以上のものではないというのはわかってお読みいただけると幸いです。
 
 興味のある方だけ続きをどうぞ。
 
 
 

続きを読む

吾妻ひでおさんと私

 吾妻先生が亡くなられた。かなしい。
 
 私はよい読者とはいえないが、米ト時代に展示を開催した関係で何度かお目にかかった。『失踪日記』から数年経っていたとはいえ、吾妻先生と親しくされている協力者のみなさま方も日常的に連絡をとりあっている訳ではない。どういう様子なのかわからないまま珈琲館へ皆で行った。
 
 「展示OKだったとしても先生は何もしないかもしれない」ということも想定して、最初の打合せがあった。「借用と返却以外あとはこちらで、でもいい」というところまで想定していたわれわれだったけれど、吾妻先生は思っていたよりお元気だった。寡黙な方なので話が弾むという雰囲気ではなかったけれど、それも想定済。話はトントンと進み、展示開催OK。断られると思っていたトークイベントもあっさりOK。サイン会までしてくださった。日記まんがでサイン会の日を描いたものがあって、「抽選で30人にしました」みたいなことを言っているのが私です(髪型がぜんぜんちがいますけれど)。似てなくてもとてもうれしかった。
 第2期初日に地震があったけれど、とにかく全会期無事終了した。吾妻先生の調子もよかったらしく、すべての期の展示にいらしてくださった。
 
 
 個人的には、吾妻先生というより吾妻先生の身近な人たちが私にとっても身近な存在だった。
 退職してからも、吾妻先生の話題が出ることは日常だった。とはいえ、しょっちゅう会える訳ではないので、集まったら誰が一番最近に会ったか、電話したかを言いあって、最新の情報を持っている人から話をきくというカンジ。
 最後にお会いしたのは2016年7月。単行本収録の対談の立ち合いの時になる。その時は病気がわかる前で、特にかわったふうでもなく。淡々とお仕事されて帰ってゆかれた。
 

 
 その後、病気を公表された。このころからしばらくはみな連絡とれなくて様子がわからなくて、とにかく心配だった。病気で調子がよくないといっても、「よくない」にもいろいろある。すこしでもラクな日が多いといいと願うくらいしかできなかった。
 病気が病気なので治ることはないと思いつつも、またお会いして、皆とおしゃべりしているところやタバコを吸っている姿を見ることくらいはできると思っていた。
 
 そして今日になった。ほんとうにただただかなしい。
 
 吾妻先生はいつもファンの方々に囲まれていて、私は見ているだけのことが多かった。1度だけ私から積極的に話しかけて個人的に知りたかったことを尋ねた。5月3日のイベントの後のこと。よねやんと吾妻先生の出会いについて。よねやんがいなくなってしまったので、これだけはお尋ねしたかった。
 
 

 
 自分がメインではない展示だけど、何ができるのか考えてのた魚のぬいぐるみを作って、会場受付に置きました。最後に試作含めたのた魚集合写真を撮りました。過去にアップしたものと同じですけれど、写真を載せます。大きいのは展示が終わった後、ほしいという人にあげた。小さいのもいくつか手放したので、全部はもういない。
 
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米沢嘉博記念図書館吾妻ひでお展 関連リンク集
吾妻ひでお展について説明すると長くなるのでブログ内にリンク集を作りました。)
http://mtblanc.hatenablog.com/entry/20191021/1571658409

 
 サイン会の時の様子がわかる写真を森川さんがアップしていたので追加します。

米沢嘉博記念図書館の吾妻ひでお展 関連リンク集

 2010年度(2011年2月4日~5月29日)開催の吾妻ひでお展について知りたい方のためのリンク集です。
 このページ自体には情報はありません。
  
 



 展示のサイト
 

 
吾妻ひでお公式ウェブサイト
http://azumahideo.sitemix.jp/
 
 
米沢嘉博記念図書館吾妻ひでお展_2010年度
https://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-azuma.html

吾妻ひでおマニアックス」「吾妻ひでお美少女実験室」と銘打って2会場で開催。
 
 
展示togetter
 
吾妻ひでお展(201106~)
https://togetter.com/li/151377
吾妻ひでお展(201105)
https://togetter.com/li/130165
吾妻ひでお展(201104)
https://togetter.com/li/118432
吾妻ひでお展(201103)
https://togetter.com/li/107540
吾妻ひでお展(~201102)
https://togetter.com/li/104174
 
 
KAWADE夢ムック「総特集 吾妻ひでお 美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪」
図録が出せませんので、かわりに出されたムックです。現在「品切・重版未定」のようです。

 
  

 当時の他の記事
 

  
倉田わたるのミクロコスモス
http://www.kurata-wataru.com/
 
吾妻ひでお 著作リスト」がある他、当時の日記に観覧の感想があります。
 
 
吾妻ひでお作品のあらすじ
http://azumahideosakuhin3arasuji.web.fc2.com/index.html
吾妻ひでお作品のあらすじ2
http://azumahideosakuhin3arasuji.web.fc2.com/homepage2015/index.html

 現在「2」へ移転作業中ですが、展示については旧サイトのみです。下記項目にたいへん詳しいレポートがあります。
 
99 (展覧会など)
http://azumahideosakuhin3arasuji.web.fc2.com/99exhibitions.html
 
 
 



 当時、私が書いた記事
 

 
 職務上のことは書けませんので、のた魚ぬいぐるみについてです。
 
のた魚の作り方
http://mtblanc.hatenablog.com/entry/20110525/p1
 
のた魚
http://mtblanc.hatenablog.com/entry/20110523/p1
 
 
 
 
 
 

川崎市市民ミュージアムと私(+ツイッターまとめ)

 川崎市市民ミュージアムの個人的な話題です。私は川ミと略します。*1

 台風19号によって車寄せ(というのが正しいかよくわからないけど)前のスロープに水が溜まり、収蔵庫がどうなっているのか不安視されていました。今日、内部に人が入った記事が出て、収蔵庫内の写真もアップされました。
 
川崎市民ミュージアム、収蔵庫すべて浸水 漫画など所蔵(朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASMBL6H24MBLULOB026.html
www.asahi.com
 
 最悪、泥水が天井まで行ってるんじゃないかと思っていたのですが、写真を見る範囲ではそこまでではないようです。ただ、鉄の扉がひしゃげ、「九つの収蔵庫全てに浸水が認められ」と書かれ、収蔵品が散乱しているのを見るとインパクトが強すぎて暗い気持になります。水に強い収蔵品*2はなんとかなるような気がします。とはいえ、コレクションの軸をなすのは複製芸術です。フィルムあり、写真あり、ポスターを含む版画あり。紙が多いです。そしてここに来るような方が最も関心があるであろうまんがも収蔵品の軸です。まんがも、まんがの原画類も紙です。

 収蔵庫の様子がわかるまでは黙っておこうという人が多かったのか、今晩は川ミのことをツイートする人がたくさんいらした。わざわざ言うほどのことではないのであまりしゃべったことはないけれど、やはり私も「川ミと私」を語りたくなったので書きます。
 
 私は川ミにとって何者かというと、まず元川崎市民です。開館当時から20周年すぎたあたりまでは川崎市民でした。30年以上川崎に住んでいました。川崎出身の家系ではありませんが、血縁者のうちの何人かは今も川崎市民です。いとこのうちのふたりは岡本かの子の実家・岡本医院で生まれています。
 基本、市民(元市民)の来館者以上のつながりはないのですが、四半世紀以上前に学芸員実習で川ミに行っていました。四半世紀前の川ミの建物内部、どういう企画をしてきたかはある程度は知っています。また博物館が何かということも少しは知っているつもりです。まんが関係ではデータ調査、展示品貸出しでお手伝いしたことも。
 実習では郷土の学芸員の方にお世話になりました。漫画史研究会に出るようになってからは川ミ勤務、関係されている方々にとてもお世話になりました。こういうふうに館に関係する方に長年お世話になったのです。
 こうした経緯から私にとってとても身近な存在です。
 
 中に入れるようになったとはいえ、まだ停電中で、外野には何もわからない状態です。中の人もどの資料がどうなのかまではわからない段階だと思います。
 とにかく1つでも多くの収蔵品が無事であること、救出されることを願いつつ、次の情報を待ちます。
 



 関連する記事の紹介、写真つきツイートの埋め込みでまとめます。
 

 
 
 たたみます。

*1:「川ミ」は口で言わないこともないけれど基本書き言葉と思います。口頭ではトップ「市民ミュージアム」、次点「ミュージアム」と感じています。「ミュージアム」は会話の流れでわかるとき限定。市が2つが正式表記ですが、「地名+略称」という使い方はありますので、「川崎+市民ミュージアム」という略称として許容してよいと思います。

*2:川ミは移動していなければ濱田庄司コレクションがあります。郷土・民俗資料には土器なども。

続きを読む

トークショー(トーク内容はありません)

 行ってきました。

 北海道は2回目。前回行ったのが、山岸先生が原画を出展された「ぼくらのヒーロー&ヒロイン」(小樽文学館/2002年)の時。山岸ファンじゃなかったら北海道は未踏のままだったかもしれません。
http://otarubij-kyoryoku.com/exhibition/746/

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 タイトルは正確には「上砂川120年・開町70年記念事業 山岸凉子トークショー 演題「上砂川町の思い出、そして、マンガ家50周年」」のようです(長いのでこちらの記事タイトルはバッサリ省略しました)。

 10月6日14時より。先着順というリリースが出たのが6月。
 行くかどうか悩みつつも、とりあえず上砂川の宿だけおさえました。紆余曲折あって、結論としては行くことに。

 まずは5日に本屋数件へ。午後は道立図書館。旅行をギリギリに決めすぎて何を閲覧するかの下調べなくいきました。
 テキトーに「りぼん」など閲覧。昔はインターネット上では、2号目からしかひっかからなかったような気がするのですが、創刊号からありました(ただし、創刊号は利用中でした)。別冊ふろくもあるのがいいですね。
 道立図書館は17時までなので夕方に砂川へ。

 6日早朝に移動。町民センター横の駐車場にスズランテープがはりめぐらしてあって、列形成ができるようになっていました。ほどなく町長さん登場。「おはようございまーす」と列に声かけをしてから入っていかれました。
 10時受付開始予定が、人が多いので9時半開始に。9時出勤できちんと対応できるよう組み立ててあるのがすばらしい。

 入場前にまず駐車場で説明。いろいろありましたが「写真NG」です。山岸先生は顔出ししませんので(近年です。古い写真や映像は出されることはあります)、会場内はもちろん移動中に会ったりしたりした場合でもダメ。「その場合は中止もあり得ます」とのこと。

 12名ずつ入場。「受付セット」というのを渡されます。番号を貼る台紙、受付番号(黒字)のシール2枚、リストバンド、サイン入り画集購入応募券、チラシ類を1セットにしたもの。
 サイン入り画集購入応募券は、7名が当選。落選者の中から再抽選して20名にポスタープレゼント。

 会場に入ったら写真NGなんですが、無人状態のステージを撮影したりはタイミングによってはOKだったようです。確認して撮影できた方と撮影して注意されている方がいらっしゃいました。

 席とり手順。

(1)配布物の中の受付番号のシール2枚のうちの1枚を台紙に貼る。もう1枚は自分の椅子に貼る。
(2)椅子に座席番号(赤字)のシール2枚が貼ってあるので、そのうち1枚を自分の台紙に貼る。
(3)そうすると「受付番号」「座席番号」のセットが椅子側と本人手元に残ります。
(4)外出時にはリストバンドと受付セットのうちシールを貼った台紙を持って行く

 後から入ってきた人には「赤いシール2枚貼ってある椅子があいています」と案内するだけ。4時間以上もずーーーーっと同じことを言っていておつかれになったとは思うけれど、混乱も少なくとてもいい方法だと思います。

 気になったのは町民席が100もなかったところ。応募が少なかったのかな。もしそうだとしたら当日分が拡大されただけですので、それはそれで。

 受付終わった後は一日喫茶をやっているという「まちの駅ふらっと」へ(どうしん情報)。ケーキをいただく。隣のローソンでドリンク購入後、少しだけ近辺散策。残りの時間は会場にもどって漫然とすごしました。
 4時間ほどあったので、車でいらした方は駅前にもどったり、温泉入ったりされていたようです。

 定刻開始。町長挨拶の後、トーク。聞き手は瀧晴巳さん。

 トーク内容は文春文庫の『新装版 ハトシェプスト』に収録されるそうです。『天人唐草』『月読』の新装版が出た流れと思われます。来年発売予定。こういうのはストレートにうれしいです。

 旧版はこれ。

 
 個人的には御きょうだいの構成ですとか、何年ころの出来事か耳で聞いただけではちょっとわからないところがあったので、情報を適宜足していただけるとうれしいです(そういうあいまいな部分はカットされる可能性もありますが)。
 聞いていてうむうむと思ったのは山岸先生も瀧さんも「日出処の天子」を「ひーずる」と呼んでいたところ。長いタイトルですから、略称が数種類ありり、どう呼ばれるのかちょっと気になっていたものですから。

 パワーポイントの画像一覧が時々見えてまして。「白眼子」の絵もあったので、流れ次第ではお話しされる予定だったのかなーという気がします。ハッキリと北海道舞台の作品のひとつなので、こちらも聞きたかったような。

 とにかく、すばらしい進行、運営で大満足なトークイベントでした。


 講演終了後にマネジメントをされている方からの告知が5つ。

・「ダ・ヴィンチ」12月号の山岸特集
  https://ddnavi.com/davinci/

・50周年記念画集「奏」注文受付中
  https://morning.kodansha.co.jp/news/5180.html

・「レベレーション(啓示)」12月に5巻刊行
  https://morning.kodansha.co.jp/

・原画出展の「みんなのミュシャ」北海道巡回の案内
  https://www.ntv.co.jp/mucha2019/

・文春文庫『ハトシェプスト』刊行&トークイベント内容掲載のお知らせ
  https://twitter.com/bunshunbunko

 今年も後半になってからにわかに五十周年っぽくなってきました。
 4月13日発売の「りぼんコミック」5月号がデビューですから、五十周年も後半からスタートでいいのかな。来年前半まで五十周年ということにしてまだまだ企画をたててくださるとうれしいです。

(ボスタープレゼントははずれました。無念。)


 次の日早朝の飛行機で帰宅。実は告知段階では終了時間がよくわからなくて、当日何時の飛行機にすればよいのかわからなかったのです。当日でもあまり遅いと羽田に戻っても自宅に帰れないというパターンになる可能性もあり、値段も朝イチは安いということもありでこういうスケジュールに。

 どうしんの取材が入っていたので、7日の朝刊に載ってたりしないかなーと思ったらありませんでした。夕刊以降どこかで掲載されるものと思われます。
 
 
 
追記:
 当日、知り合いの方と思って声がけしたら知らない人でしたーというのがあり。本当に申し訳なかったです。
 思い切って挨拶させていただいた方、ありがとうごさいました(名刺的なものを持っていないので不審者だった)。
 
追記2:
 ツイッター関連発言まとめをつくりました。

2019年10月6日山岸凉子トークショーまとめ
https://togetter.com/li/1414091
togetter.com

 
 
 以下、写真。
 
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出発

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あこがれの道立図書館

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キメた

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トークショーの看板かけた直後の上砂川町民センター

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受付手順。開場前から説明が読めるようになっていました。

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待ち時間の間に食べたまちの1日喫茶のパウンドケーキ

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上砂川神社。町民センターのすぐそばです。車チームはここの駐車場に。

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講談社画集の見本が入る予定だったと思われるケース。
会場入る直前の場所です。この時点での撮影許可はとりました。
見本到着後は撮影NGになりましたので写真なし。
校正中の色刷り見本9枚、帙、チラシ、注文ハガキなどが置かれました。

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10時すぎの画集販売コーナーの様子。

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閉会後の画集販売コーナーの様子。

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砂川駅からサヨナラ。


 以下、トークイベント概要を公式よりコピペ。

続きを読む

青虫2019

 行ってきました。
 

昭和漫画館青虫
http://www16.plala.or.jp/aomusi-0064/

 

私の青虫行まとめ
 
200710(2泊3日)
200809(3泊4日)
200810(日帰り)
201005(2泊3日)
201106(2泊3日)
201909(日帰り)

 
 
 青虫に最後に行ったのいつだったかなー5年くらい前かなーと思っていたら、調べてみたところなんと8年前でした。

 2007年の開館直後に行った人の話を聞いて、秋に10人くらいで行ったのが最初(この時はナイキさんも一緒だった)。

・移動に時間がかかるので、ツレがいたほうがよい
・とにかく読む時間を長くとりたい
・たもかぶにも行きたい

 という希望があるので、最初は「行きたい人ー」ってとりまとめをして、みんなで行ってました。
 そのうち土日が休みでなくなったり、週6日勤務だったりとなかなか行きづらい状態に。

 今年はとりあえず行ったというカンジでしたが、ウワサに聞いていた内装の変化も見ることができましたし、高野さんともお話できてよかったです。
 
 
 車の運転ができない場合、只見に行くためには二択です。

・小出から只見線
会津田島からバス

 駅前エリアに宿をとれば滞在中は車なくても大丈夫だと思います(食事するお店はあります)。案外思い立った時に行けますので、みなさんも気軽に行ってみてください。


 以下、写真。特に説明ないのは2019年撮影です。



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青虫外観2019

2019年の外観。
 
 

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青虫外観2008

2008年の外観。2019年とほぼ同じ角度。
 
 

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青虫外観2007

最初に行った2007年の青虫外観。なぜかこの角度しか写真撮ってなかった。
  
 

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美好食堂チャーシューメン

美好食堂のチャーシューメン。最初に行ってから10年にして無印が「大盛り」、ちびが「並」ということが判明しました。下にひいてあるプロレスのチラシに「只見線全線復旧まであと2年(2021年度予定)」と書かれています。
 
 

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美好食堂タンメン

美好食堂のタンメン。
 
 

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こうもり星1

青虫にこうもりと星たちが!
 
 

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怪盗こうもり男爵

……と思ったけれど、近寄りすぎてどこで撮った写真かよくわからないのでこっちも。
 
 

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青虫内観(2019年)

青虫内観(2019年)。
 
 

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青虫内観(2007年)

青虫内観(2007年)。
2007年と2019年の写真はほぼ同じ構図になるようにきりぬいています。