この展示のリストです。
(公式のお知らせページ)
『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展 -大和和紀・山岸凉子 札幌同期二人展-
https://www.city.sapporo.jp/kikaku/shomu/popculture/asakiyumemisi-hiidurutokoro.html
原画以外に肉筆掲示物があったり、パネル掲示の絵や作品があったりするのですが割愛。
原画コーナーの出展物のみのリストです。
このリストは公式のものでなく、現地で私がとった該当ページのメモと記憶で構成したものです。まちがっている可能性があります。*1また、展示は会期中に手を加えられることもありますので、変更ある可能性があります。ご了承ください。
ページ数は現時点最新版であるKADOKAWA版(通称完全版)によります。電子書籍もあります。
https://kadobun.jp/special/yamagishi-ryoko/
【1】挨拶、年譜など
おふたりが描かれた札幌にまつわるエッセイまんがを全頁パネル展示。まんがを含め、写真撮影可能コーナーです。「札幌・北海道の記憶」という地図つきの思い出の場所についてのコメント、代表作各4作紹介するパネルもここ。
エッセイまんがとは、この2作です。
・山岸凉子「手塚先生との思い出」(手塚治虫文化賞20周年記念MOOK「マンガのDNA」(2016))
・大和和紀「大通り公園で子どもしてた頃」(「mimi Carnival」1992年7月号(文芸別冊のリストより))
ここで紹介されている4作は「アラベスク」「白眼子」「天人唐草」「舞姫 テレプシコーラ」でした。
【2】モノクロ原画
「太陽の地図帖」よりの人物相関図パネル、原画コメントなど。
什器1
(1)モノクロ/完全版1巻p.9
(2)モノクロ/完全版1巻p.18
(3)モノクロ/完全版1巻p.52
(4)モノクロ/完全版1巻p.257
(5)モノクロ/完全版1巻p.258
(6)モノクロ/完全版1巻p.268
(7)モノクロ/完全版1巻p.269
(8)モノクロ/完全版2巻p.73
(9)モノクロ/完全版2巻p.74
(10)モノクロ/完全版2巻p.190
(11)モノクロ/完全版2巻p.191
什器2
(12)モノクロ/完全版2巻p.192
(13)モノクロ/完全版2巻p.193
(14)モノクロ/完全版3巻p.46
(15)モノクロ/完全版3巻p.84
(16)モノクロ/完全版3巻p.151
(17)モノクロ/完全版3巻p.188
(18)モノクロ/完全版4巻p.148
(19)モノクロ/完全版4巻p.149
(20)モノクロ/完全版4巻p.236
(21)モノクロ/完全版4巻p.252
(22)モノクロ/完全版4巻p.288
(23)モノクロ/完全版4巻p.320
(24)モノクロ/完全版4巻p.323
什器3
(25)モノクロ/完全版5巻p.116
(26)モノクロ/完全版5巻p.117
(27)モノクロ/完全版5巻p.297
(28)モノクロ/完全版5巻p.324
(29)モノクロ/完全版5巻p.325
(30)モノクロ/完全版6巻p.4
(31)モノクロ/完全版6巻p.124
(32)モノクロ/完全版6巻p.250
什器4
(33)モノクロ/完全版6巻p.275
(34)モノクロ/完全版6巻p.286
(35)モノクロ/完全版6巻p.290
(36)モノクロ/完全版7巻p.80
(37)モノクロ/完全版7巻p.88
(38)モノクロ/完全版7巻p.89
(39)モノクロ/完全版7巻p.95
(40)モノクロ/完全版7巻p.167
(41)モノクロ/完全版7巻p.194
(42)モノクロ/完全版7巻p.195
【3】カラー原画
ここは入り口からの遠景写真のみ可。
壁1
(43)カラー/完全版1巻p.4~5
(44)カラー/完全版1巻p.55(1巻表紙)
(45)カラー/完全版1巻p.139
(46)カラー/完全版1巻p.179
(47)カラー/完全版1巻p.303
(48)カラー/完全版1巻p.304~305
(49)カラー/完全版2巻p.202~203
(50)カラー/完全版2巻p.287(6巻表紙)
(51)カラー/完全版3巻口絵
(52)カラー/完全版3巻p.110~111(2巻口絵)
(53)カラー/完全版3巻p.67
壁2
(54)カラー/完全版4巻口絵
(55)カラー/完全版5巻口絵
(56)カラー/完全版5巻p.129
(57)カラー/完全版5巻p.172~173
(58)カラー/完全版5巻表紙
(59)カラー/完全版6巻口絵
(60)カラー/完全版7巻p.21(4巻表紙)
(61)カラー/完全版7巻p.63(3巻表紙)
(62)カラー/完全版7巻p.145(2巻表紙)
(63)カラー/完全版7巻口絵
(64)カラー/完全版7巻p.275(7巻表紙)
壁3
(65)カラー/完全版1巻口絵
【4】無料コーナー
読書コーナー、物販、寄せ書き、北海道のまんが家パネルなど。物販は丸善雄松堂。萩尾先生からのお花はロビーの外。ロビーの中にはスタンドの花がありました。
寄せ書きコーナーはふせんとノートがあり、肉筆の掲示物があります。
ちなみにお花は下記から。
・萩尾望都(2つ)
・弥生美術館
・クリエイティブオフィスキュー 伊藤亜由美(社長)
・講談社Kiss編集部
・平凡社 別冊太陽『太陽の地図帖』編集部一同
・一ノ関親戚一同(こちらのみ大和和紀さん単独)
1番右と1番左が萩尾先生からの花です。
ロビー側の花。この奥が展示会場です。
「クリエイティブオフィスキュー」というのが何かわからなかったのですが、検索して判明。
https://twitter.com/pooh_nina/status/1753335869954723999
大泉洋リサイタルで
— 竹林孝浩 (@pooh_nina) 2024年2月2日
まさかの大和和紀と山岸涼子からの花輪を見る#大泉洋リサイタル pic.twitter.com/7Hd87iuCIJ
大泉洋さんのリサイタルでお花を贈られたというので、お返しにいただいたようです。北海道の絆。
アンケートを出すと「白い恋人」がもらえます(白い恋人パークだけに)。
みどころ
モノクロはストーリーがある程度追えるようなセレクトをされたとのこと。「日出処の天子」はいろいろな側面を持つ作品ですが、この山岸抜粋ストーリーは、かなり王子と毛人のラブストーリーに寄せたものと言えるかと思います。見る方は「ストーリーを追えるようにページを抜き出す」というお題で「自分だったらどこを入れる/入れない」を考えながら見るとよろしいのではないかと思います。
カラーは比較的かっちり描きこまれたものが出ています(シオンがちょっとラフかな)。完全版で表紙と口絵になっている絵は全部あります。有名な絵はほぼ出ていると言ってよろしいかと。逆に言うと予告カットなどの小さい絵は出ていません。こちらは今後に期待します。
*1:すいている時間(夕方以降)に入館し、メモは可との確認を取ってから作業を始めております。