2008-01-01から1年間の記事一覧

おたくと空間

ご存知の方は多いと思いますが、下記のようなリストがあります。・【米沢嘉博の仕事:暫定版】─少女漫画関係を中心に http://www.toshonoie.net/shojo/05_list/yonezawa_yoshihiro_list.html あまり知られてませんが、私、こちらのリストに協力させていただ…

ひさびさの

児文ネタ。 今さら話題にするのもなんですが、請願の全会一致の可決後もいろいろ動きがあったもののあまりフォローできておらず。鷲谷花さんのところにも期日までにメールを送れませんでした(☆はつけたんですが・・・)。すみません。 とりあえず、今うごい…

JUNE創刊30周年の年に

密やかな教育―“やおい・ボーイズラブ”前史作者: 石田美紀出版社/メーカー: 洛北出版発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 255回この商品を含むブログ (40件) を見る Amazonでも買えるようになったので『密やかな教育 〈やおい・ボーイ…

「腐女子の履歴書」

それからもう1冊は同人誌です。 「ゼロアカ道場」という東浩紀さんと講談社BOXが行っている批評家育成というかオーディションというかが現在、行われています。全部で第6関門まであり、今は第3関門まで終了したところです。次回の課題が2人1組単位で…

『密やかな教育 〈やおい・ボーイズラブ〉前史』(石田美紀/洛北出版)

目次がこちらhttp://rakuhoku.blog87.fc2.com/blog-entry-254.htmlにアップされています。表紙装画が近藤聡乃さんの「あふれる花園 vol.2」という作品だそうです。 私は論考を原稿段階で見させていただいております。なので、最終的にどういう本になる…

2冊ほど

お手伝いさせていただいた本が11月上旬に出ます。本が手元に届いたらまた詳しい紹介をさせていただききますが、とりあえずの予告をいたします。両方ともデータ協力をさせていただきました。

青虫行

20日(土)〜22日(月)に総勢10名の団体にまざって昭和漫画館青虫へ行ってまいりました。今年になって改名されたので、前回とはすこし名称がちがいます。 http://www16.plala.or.jp/aomusi-0064/●9月19日:自宅→郡山→会津若松 この日はテラヤマ展…

上田トシコ先生追悼展

トークの日には行けず、最終日に行ってまいりました。http://darumad.hp.infoseek.co.jp/osirase.htmよりコピペ。 上田トシコ先生 追悼展 ● 「フイチンさん」の作者上田トシコさんが今年3月に急逝されました。 杉並アニメーションミュージアムで追悼展が開…

あまりに

あまりにアホなふるまいなのでコメントするつもりではなかったのですが、「隠し撮り」*1について書きます。 一部の方がご存知のとおり、私が勤めていた会社はちいさな会社でした。ちいさな会社にありがちことですが社長のワンマンというか暴君ぶりはハンパで…

コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ

すでにご存知の方も多いかと思いますが、準備会さんからお知らせが出ています。 内容は「参加者の手荷物確認等のお願い」「開催期間中の一部エスカレータ運用停止のお知らせ」のふたつです。 カタログ掲載に間に合わなかったとのこと。参加をお考えの方は↓を…

少女マンガ3人展

下関へ移動。 特別展「少女マンガ3人展−水野英子・青池保子・文月今日子− しものせきより愛をこめて」にあわせて行われた「豪華結集!3人トークショー 〜私と少女マンガ、そして下関〜」が私にとっては最大のイベントです。 http://www.city.shimonoseki.y…

ひとり娘のひね子さん

セレクションギャラリーの「漫画に見る大正社会―『ひとり娘のひね子さん』が記録した世界展」も観覧。 http://www.kyotomm.com/2008/06/080812_hinekosan.php 「時事新報」に掲載されたもので、少女がタイトルロールとなっているたぶん最初のまんがです(こ…

少女マンガパワー!展の初日

同タイトルのトピックを川崎の時にもあげました。今回は京都です。 http://www.kyotomm.jp/2008/05/shojo_manga_power.php 下関へ行くついでにえむえむへ。14時のフロアガイドにあわせて観覧。ふたたびこの展示を見ることができてうれしいです。 会場がせ…

とりいそぎ2

●児文財団のサイト が開設されました。 http://www.iiclo.or.jp/hp/top.html 特に見ていただきたいのは「財団にお寄せいただいたメッセージ」です。豪華メンバーによる心のこもった応援メッセージです。 また、「第2代理事長 司馬遼太郎語録」も必見。現在…

とりいそぎ

なんだかバタバタしているので簡単に。 大阪府の「大阪維新」プログラム(案)のパブリックコメントの募集が始まっています。 http://www.pref.osaka.jp/gyokaku/public/index.htm もしよかったら、大阪府立国際児童文学館の存続についてのご意見をお寄せく…

2.大阪府立国際児童文学館とは 〜他の施設とのちがい〜

2−1.設立の経緯と活動 「文学館とはなにか」を説明したところで、やっと本題の児文とはどういった施設であり、どこが重要であるかの説明に入りたいと思います。 全国で580館ほどある文学館の中でも、児文は希少な存在です。まず、扱っているものを、作…

1.文学館とは  〜なぜ図書館ではいけないのか〜

私が、児文の存続希望の各要望書やニュースを見ていて、最も情報が少ないと感じるのが「なぜ図書館ではいけないのか」という問いに対する答えです。たとえば、マンガ学会の要望書には「(児文の活動は)通常の図書館、および図書館司書が担いうる活動の域を…

はじめに

現在、大阪・吹田市にある大阪府立国際児童文学館の存続が危機に直面しています。 私がこのニュースをはじめて聞いた時、「もったいない」と思いました。 大阪には全国唯一の児童文学科を擁する梅花女子大学があり*1、日本児童文学学会*2・絵本学会といった…

大阪府立国際児童文学館とは

大阪府立国際児童文学館とは

訃報ふたつ

上田トシコ先生が逝去されました。私はまだ確認していませんが、5日発売の「明日の友」(婦人之友社)2008年春号173号の編集後記にて発表されました。「あこバァチャン」は2月発売の172号までの掲載となりました。新聞発表もありましたのでオー…

大阪府立国際児童文学館存続運動について

お知らせというカテゴリにしましたが、お願いのようなものです。 みなさまご存知のとおり、新大阪府知事の方針により府立のハコモノの廃止の検討がはじまっています。大阪府立国際児童文学館もその対象施設の1つとなっています。 児文がどういう施設なのか…

それと、「少女マンガパワー!展」勝手に応援ブログがオープンしています。 http://shojomangapowerfan.blogspot.com/

追加イベント決定

少女マンガパワー!展の追加イベントが決定したそうです。私はたぶん行きます。http://www.kawasaki-museum.jp/magazine/blog/report/2008/02/post-11.htmlよりコピペ。 少女マンガパワー! 追加イベント決定 「少女マンガパワー!」展関連イベントが一つ追…

少女マンガパワー!展の初日

行ってまいりました。 展示には館内でもっとも広い第1企画室を使われています。23名の作家さんがだいたい10点くらい(点数はだいぶバラつきがあります)何かを出していらっしゃいますので、これでも狭いくらい。 展示を見て「見通す」ということを大事…

新年

あけましておめでとうございます。 昨年、開始しようと思っていたことは結局手付かずです。今年もたぶんできません。できる範囲でやっていきたいとは思っていますが。そのかわりといってはなんですが、オフラインでいくつか企画があります。こっちは実現でき…