少女マンガ3人展

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 特別展「少女マンガ3人展−水野英子青池保子文月今日子− しものせきより愛をこめて」にあわせて行われた「豪華結集!3人トークショー 〜私と少女マンガ、そして下関〜」が私にとっては最大のイベントです。
  http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/syoujo3_index.html

 11時ころ到着したら青池先生のサイン券はなくなっていました。配布開始時刻についた方がギリギリだったもよう。トークもすごい数の人がつめかけており、当然立ち見でした。下記トピックを3人の先生方がしゃべるという進行で、1時間半と短い時間ながら、*1たっぷり聞かせていただきました。閉館時刻までサイン会をされていましたし、おつかれだったと思います。本当にありがとうございました。

 トーク内容は下記。

・まんがとの出会い

・投稿からデビューのころ
 いつごろからペン入れをはじめたか、コマをわりはじめたか。文月先生は持ち込みだけなので、投稿はされていないそうです。

・「銀のはなびら」のこと

・今のこと

・下関とは
 みなさん、海を見て暮らしていたことの影響をあげられていました。

・合作について
 お手伝いしあっていたころのことなども。

・展示について
 展示のきっかけ。展示がどんどんふくらんでいったこと。

QA
・才能以外には何が必要か
 時代、タイミング(水野先生がお答えになったと思います)。

・今、好きな音楽は?
 意外だったのがどなたも今は特にないという回答だったこと。
 文月先生はアメリカのテレビドラマが好きなのでかけっぱなしにしてお仕事されるそうです。

・画材について。カラーを仕上げる時間は?
 いろいろなパターンを回答されていました。
 これの回答というよりついでにお話された、展示会場を3人でまわった時にやはり「何つかっているの?」という話題になったというお話が印象に残りました。

 展示は貴重なものばかりでふるえながら見ました。それぞれだいたい80点くらい原画類を出展されたそうです。水野先生は原画はほとんど失われているということで複製ばかりでしたが、それでも私が行った個展では見たことのないものがありましたし、かわいい絵がいっぱいでうれしかったです。このような規模・内容の展示はなかなかありません。
 貴重な本や掲載誌などもあわせて展示されています。こちらもすばらしかったです。

 行けないという方も、通販も可能ですので図録だけでもぜひ。
  http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/syuppan.html

*1:先生方を1時間半拘束することを思うとおそれおおいと思ってしまいますが、聞き手としては「もっと聞きたい」となってしまって短く感じるのです。