トークショー(トーク内容はありません)

 行ってきました。

 北海道は2回目。前回行ったのが、山岸先生が原画を出展された「ぼくらのヒーロー&ヒロイン」(小樽文学館/2002年)の時。山岸ファンじゃなかったら北海道は未踏のままだったかもしれません。
http://otarubij-kyoryoku.com/exhibition/746/

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 タイトルは正確には「上砂川120年・開町70年記念事業 山岸凉子トークショー 演題「上砂川町の思い出、そして、マンガ家50周年」」のようです(長いのでこちらの記事タイトルはバッサリ省略しました)。

 10月6日14時より。先着順というリリースが出たのが6月。
 行くかどうか悩みつつも、とりあえず上砂川の宿だけおさえました。紆余曲折あって、結論としては行くことに。

 まずは5日に本屋数件へ。午後は道立図書館。旅行をギリギリに決めすぎて何を閲覧するかの下調べなくいきました。
 テキトーに「りぼん」など閲覧。昔はインターネット上では、2号目からしかひっかからなかったような気がするのですが、創刊号からありました(ただし、創刊号は利用中でした)。別冊ふろくもあるのがいいですね。
 道立図書館は17時までなので夕方に砂川へ。

 6日早朝に移動。町民センター横の駐車場にスズランテープがはりめぐらしてあって、列形成ができるようになっていました。ほどなく町長さん登場。「おはようございまーす」と列に声かけをしてから入っていかれました。
 10時受付開始予定が、人が多いので9時半開始に。9時出勤できちんと対応できるよう組み立ててあるのがすばらしい。

 入場前にまず駐車場で説明。いろいろありましたが「写真NG」です。山岸先生は顔出ししませんので(近年です。古い写真や映像は出されることはあります)、会場内はもちろん移動中に会ったりしたりした場合でもダメ。「その場合は中止もあり得ます」とのこと。

 12名ずつ入場。「受付セット」というのを渡されます。番号を貼る台紙、受付番号(黒字)のシール2枚、リストバンド、サイン入り画集購入応募券、チラシ類を1セットにしたもの。
 サイン入り画集購入応募券は、7名が当選。落選者の中から再抽選して20名にポスタープレゼント。

 会場に入ったら写真NGなんですが、無人状態のステージを撮影したりはタイミングによってはOKだったようです。確認して撮影できた方と撮影して注意されている方がいらっしゃいました。

 席とり手順。

(1)配布物の中の受付番号のシール2枚のうちの1枚を台紙に貼る。もう1枚は自分の椅子に貼る。
(2)椅子に座席番号(赤字)のシール2枚が貼ってあるので、そのうち1枚を自分の台紙に貼る。
(3)そうすると「受付番号」「座席番号」のセットが椅子側と本人手元に残ります。
(4)外出時にはリストバンドと受付セットのうちシールを貼った台紙を持って行く

 後から入ってきた人には「赤いシール2枚貼ってある椅子があいています」と案内するだけ。4時間以上もずーーーーっと同じことを言っていておつかれになったとは思うけれど、混乱も少なくとてもいい方法だと思います。

 気になったのは町民席が100もなかったところ。応募が少なかったのかな。もしそうだとしたら当日分が拡大されただけですので、それはそれで。

 受付終わった後は一日喫茶をやっているという「まちの駅ふらっと」へ(どうしん情報)。ケーキをいただく。隣のローソンでドリンク購入後、少しだけ近辺散策。残りの時間は会場にもどって漫然とすごしました。
 4時間ほどあったので、車でいらした方は駅前にもどったり、温泉入ったりされていたようです。

 定刻開始。町長挨拶の後、トーク。聞き手は瀧晴巳さん。

 トーク内容は文春文庫の『新装版 ハトシェプスト』に収録されるそうです。『天人唐草』『月読』の新装版が出た流れと思われます。来年発売予定。こういうのはストレートにうれしいです。

 旧版はこれ。

 
 個人的には御きょうだいの構成ですとか、何年ころの出来事か耳で聞いただけではちょっとわからないところがあったので、情報を適宜足していただけるとうれしいです(そういうあいまいな部分はカットされる可能性もありますが)。
 聞いていてうむうむと思ったのは山岸先生も瀧さんも「日出処の天子」を「ひーずる」と呼んでいたところ。長いタイトルですから、略称が数種類ありり、どう呼ばれるのかちょっと気になっていたものですから。

 パワーポイントの画像一覧が時々見えてまして。「白眼子」の絵もあったので、流れ次第ではお話しされる予定だったのかなーという気がします。ハッキリと北海道舞台の作品のひとつなので、こちらも聞きたかったような。

 とにかく、すばらしい進行、運営で大満足なトークイベントでした。


 講演終了後にマネジメントをされている方からの告知が5つ。

・「ダ・ヴィンチ」12月号の山岸特集
  https://ddnavi.com/davinci/

・50周年記念画集「奏」注文受付中
  https://morning.kodansha.co.jp/news/5180.html

・「レベレーション(啓示)」12月に5巻刊行
  https://morning.kodansha.co.jp/

・原画出展の「みんなのミュシャ」北海道巡回の案内
  https://www.ntv.co.jp/mucha2019/

・文春文庫『ハトシェプスト』刊行&トークイベント内容掲載のお知らせ
  https://twitter.com/bunshunbunko

 今年も後半になってからにわかに五十周年っぽくなってきました。
 4月13日発売の「りぼんコミック」5月号がデビューですから、五十周年も後半からスタートでいいのかな。来年前半まで五十周年ということにしてまだまだ企画をたててくださるとうれしいです。

(ボスタープレゼントははずれました。無念。)


 次の日早朝の飛行機で帰宅。実は告知段階では終了時間がよくわからなくて、当日何時の飛行機にすればよいのかわからなかったのです。当日でもあまり遅いと羽田に戻っても自宅に帰れないというパターンになる可能性もあり、値段も朝イチは安いということもありでこういうスケジュールに。

 どうしんの取材が入っていたので、7日の朝刊に載ってたりしないかなーと思ったらありませんでした。夕刊以降どこかで掲載されるものと思われます。
 
 
 
追記:
 当日、知り合いの方と思って声がけしたら知らない人でしたーというのがあり。本当に申し訳なかったです。
 思い切って挨拶させていただいた方、ありがとうごさいました(名刺的なものを持っていないので不審者だった)。
 
追記2:
 ツイッター関連発言まとめをつくりました。

2019年10月6日山岸凉子トークショーまとめ
https://togetter.com/li/1414091
togetter.com

 
 
 以下、写真。
 
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出発

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あこがれの道立図書館

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キメた

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トークショーの看板かけた直後の上砂川町民センター

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受付手順。開場前から説明が読めるようになっていました。

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待ち時間の間に食べたまちの1日喫茶のパウンドケーキ

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上砂川神社。町民センターのすぐそばです。車チームはここの駐車場に。

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講談社画集の見本が入る予定だったと思われるケース。
会場入る直前の場所です。この時点での撮影許可はとりました。
見本到着後は撮影NGになりましたので写真なし。
校正中の色刷り見本9枚、帙、チラシ、注文ハガキなどが置かれました。

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10時すぎの画集販売コーナーの様子。

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閉会後の画集販売コーナーの様子。

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砂川駅からサヨナラ。


 以下、トークイベント概要を公式よりコピペ。

http://town.kamisunagawa.hokkaido.jp/%e4%b8%8a%e7%a0%82%e5%b7%9d120%e5%b9%b4%e3%83%bb%e9%96%8b%e7%94%ba70%e5%b9%b4%e8%a8%98%e5%bf%b5%e4%ba%8b%e6%a5%ad%e3%80%80%e5%b1%b1%e5%b2%b8%e5%87%89%e5%ad%90%e3%83%88%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7.htmlよりコピペ。

上砂川120年・開町70年記念事業 山岸凉子トークショー
 上砂川120年・開町70年を記念して、上砂川町出身の漫画家、山岸凉子さんのトークショーを開催します。
■と き 令和元年10年6日(日) 午後2時~
■ところ 上砂川町体育センター上砂川町民センター2階大ホール(上砂川町中央南1条5丁目2-1)
■交通手段  JRまたはバスで砂川市へ砂川市からは北海道中央バス「砂川市立病院前」で「東山」または「赤平昭和」行きのバスに乗車。
 「上砂川役場前」で下車すると、すぐ道路向かいに町民センターがあります。
 ※砂川市からバスで約20分
■定 員 500名先着200人(椅子席)
■その他 整理券・入場券はありません。
 上砂川町にお住まいの方のみ、町民専用席を設けました。
 詳しい内容はこちらをご覧ください。
 なお、会場が満員の場合は入場をお断りする場合がありますので、ご了承ください。
 いかなる媒体であっても、全ての撮影を禁止いたします。
■問合先 教育委員会社会教育係(0125-62-2881)