- 作者: 渡辺由美子
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらの本は渡辺由美子さんからみた理系夫の生態やエピソードを書いたエッセイです。何誌か(2誌だったか)にずっと連載されていた「夫婦電脳街道」という連載に書き下ろしを加えてまとめたものです。書き下ろしの量がハンパではありません。内容はタイトルから察してください・・・・・・じゃなかった版元サイトをご覧ください。
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002011
http://www.amazon.co.jp/dp/4757150725
私は「夫婦電脳街道」を同人誌でまとめたものは読んでいたのですが、これだけの量をまとめて読むのははじめて。それなりに厚みがあるのだけど、とても読みやすい本です。
他人(でなくて家族とでも)と暮らしていくと、大きなことから小さなことまで「え、そうなの?」という自分の価値観との差に気づきます。おふたりのちがいが理系と非理系だからというのは、理系の人々にもいろーんな人がいるので正確な書き方ではないのかもしれません。でも、それをこの本ではわかりやすく「理系」として扱っています。このまとめは正確でなくとも別に乱暴なものではなく、「この人は私とはちがう人」と認識してうまく距離をとるための生活の知恵なのだと思いました。
興味を持たれた方はぜひお読みになってみてください。