「国文学 解釈と鑑賞」2011年10月号

 同じくtwitterで書いたネタのつぎたし記事。

国文学 解釈と鑑賞 2011年 10月号 [雑誌]

国文学 解釈と鑑賞 2011年 10月号 [雑誌]

・「国文学 解釈と鑑賞」2011年10月号(ぎょうせい)

 特集「紙芝居は面白い! 大衆文化を見直す」めあてに購入。
 この号をもって「国文学 解釈と鑑賞」は終刊。「国文学 解釈と教材の研究」(學燈社)が2009年に終刊になったのにつづくかたち……ということになるのかな。しんみり。ニュースが出た時に並んでいた筒井康隆特集の9月号がラストとかんちがいしていました。もう1冊出るのはうれしいけど、なぜ最後が紙芝居特集?というとまどいはあります。

 内容はこちら。
   http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=7248

 もともと解釈と鑑賞の特集は深さを追求するものではなく、ある程度の関心を持っている人にむけて入門&参考になるもの。内容が充分な深さに達していいるかはともかくカバー範囲はほぼ完璧でした。参考文献はさすがのできばえ。リスト作成は『紙芝居と「不気味なもの」たちの近代 (越境する近代)』(青弓社)の作者である姜竣さん。こちらの本もたいへんよいので未読の方はぜひ。