NYCBのパンフ

 ものすごく以前に口頭で話題にしたブツが見つかったのでご報告します。

 2004年のNYCBのジャパンツアーのパンフがありまして(写真だと歪んで見えますがフツーにA4版です)。

 このパンフのP.10〜13が「ニューヨーク・シティ・バレエのキーパーソンたち(Mr.Bを読み解く7つのキーワード)」という記事です。7つキーワードのうちの6番目が「自宅で楽しむバランシン マンガ編」という項目で、山岸凉子「黒鳥」と有吉京子「SWAN」が紹介されてます。
 0.5ページの記事で、もっと分量も作品数もあったと思ってましたがウソ記憶でした。ここでとりあげているのは2つのみです。

 2作品の簡単な紹介と共に、実際のバランシンとどう違うかが書かれています。

 「黒鳥」のバランシンはヨーロピアンファッションで、カジュアル派だった実際のバランシンとはちがうこと、「SWAN」のバランシンとロビンスは、どちらかというと性格が逆のほうがあてはまることが指摘されています。

 全頁カラーのパンフレットなので、カラーで書影あり。
 執筆は上野房子さん。*1



 

*1:バレエ史。バランシン研究。