研究会のみなさまと三鷹市美術ギャラリーへ。
少女まんがではないのでまったく知識のない状態で見ました(もちろん存在は知ってましたが)。でもおもしろかったです。
まず最初に、持込み時代の原稿があります。これのみどころは裏面。持込み時の記録、日時、編集者名、相手の言ったこと、採用状況などのメモがあるのです。それとは別に、持込み一覧表もありました。マメな方だなー、というのが第一印象。
わちさんぺいのところから出発しているそうですが、絵はとくに似てません。
そしてデビュー作品。聞きまちがいでなければ、このきりぬきはご家族が保管されていたそうです。キレイなスクラップ。
次は「週刊少年マガジン」の展示。「あしたのジョー」、「巨人の星」、大伴図解シリーズなどが掲載されている黄金期といってさしつかえない時代です。この展示されている雑誌がじつにキレイ。さっき買ってきたかのようなピンピンの状態でした。はぁ〜(嘆息)。
スケジュール管理に使っていた巻物状の紙がおもしろかったです。2枚展示されていて、新しいほうが長いのです(つまりそれだけ仕事が増えたということ)。タテ書なんですが、左から右へ流れています。横書き発想の方なのか、それとも作成した時の元にあったのが市販のスケジュール帳だっただけなのか。巻物の展示を見る時って、右から見てしまうのでちょっと気になりました。
あとは、仕事机の再現やグッズ類。
最近は原画を出さない傾向にあるので、たくさん見られたのがうれしかったです。
こども用解説シートというのがよくできていました。
こんな撮影コーナーも(写真参照)。
みんなで撮影会をしました(バカだった・・・)。