明治大学の米沢嘉博記念図書館が主催していたふたつの吾妻ひでお展に協力させていただきました。
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-azuma.html
なんの協力かというとのた魚製作です。試作品を含め、6体作成しました。集合写真を撮ったのでさらしてみます。
写真右から。
(1)のた魚(大)
クッション2個分の綿を使用。うろこはフェルトを布用ボンドで貼付け。
美少女実験室展の受付さんとして活躍。みなさまにかわいがっていただけたようです。
(2)のた魚(中)
マニアックス展の受付その1。調査の結果、のた魚の色が「色あせたようなきたない黄色」ということが判明したので、それを受けて買った生地を使用。うろこは布用のペンで描きました。
(3)のた魚(中)
お蔵入りバージョン。うろこ模様をつけるのを省略するのを目的に柄生地を使用。お腹以外はタオル地なので手触りがとってもいいです。このサイズはお腹部分をぬかすとちょうどタオル1本分の布で足りるのです。もともと展示を想定してたので腹部は平らになるよう型を作りました。この子のお腹はフェルト地。
(4)のた魚(小)
ちょうど手のひらのるサイズです。このサイズは手ぬぐい半分の布で作成できます。これは赤いフェルトで作成。うろこは布用のペン。のた魚は作るたびに顔のバランスがちがっていて、これが1番絵に近く仕上がりました。絵に近くしようと下唇を薄くしたら置いた時に上唇しか見えないということもあり(手で持って真横から見るぶんにはいいカンジだった)、下唇はそんなに薄くしないほうがよいと学習。
しかし、赤だと鯛か金魚に見えるのが欠点。お蔵入り。
(5)のた魚(小)
マニアックス展の受付その2。手のひらサイズ。
家にあったよれよれになった青いふきんで作成。よれよれを活かしてうろこ部分の処理はなし。
(6)のた魚(小)
お蔵入りバージョン。手のひらサイズ。
たぶん使わないと思ったいちご柄の手ぬぐいを使用。手触りも悪くないのだけど、唇にいちごの柄がかかり、いちごとはわからないブツブツになったところが不評。
参考にしようとかつてゼネプロで作成されたというのた魚ぬいぐるみの持ち主を探しましたがみつかりませんでした。もしここをご覧の方で、お持ちの方がいらっしゃいましたらご一報ください。写真などいただければうれしいです。