- 作者: 赤田祐一,ばるぼら
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2014/04/21
- メディア: 単行本
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http://www.idea-mag.com/jp/publication/b043.php
『20世紀エディトリアル・オデッセイ: 時代を創った雑誌たち』(赤田祐一・ばるぼら/誠文堂新光社)が刊行されました。
雑誌掲載時より判型が小さくなったこともあり、デザインも一新。ぎゅぎゅぎゅと情報のつまった1冊です。まあ、書くまでもなく雑誌掲載の時も高密度だったんですが……。
「コミックマーケット創成期と同人誌」「米沢嘉博の書物迷宮」について少しだけ感想というかメモを。*1
「コミックマーケット創成期と同人誌」の部分については、以前 http://d.hatena.ne.jp/mtblanc/20110816#p2 「アイデア」掲載時に紹介。この時といろいろ変わっていますが、キャプの問題がなくなったのが何よりよかったです。
見出しのガリ風のロゴ(クレジットないけど鈴木哲也さんデザインっぽい)がいいですね。
「萩尾望都に愛をこめて」の下段のオレンジのは、説明ありませんが書影ではなく、ためし刷だと思います。
このラインナップだと忠津FC会報がないのはさみしいなー。
式城アルバムからどれだけ収録されるのかなーと思っていたら6点でした。このころの原田さんはだいたいまっくろい恰好なので顔ハッキリしない写真でもすぐわかります(そしてタートルネック)。一番上に大きく掲載されている「1977年頃,コミケット会場」の写真、床に荷物が少なく見える(たまたま?)。
「米沢嘉博の書物迷宮」の米邸の書庫マップ、左下の「同人誌(やおい)」は米本ではありません。英子さんがコメントされている娘さんの本です。左上の「趣味」のところに釣りの本なんかも入っています(どーでもいい情報)。
写真だとよくわからないと思いますが、大判の本の棚以外は2列置きです。
「吾妻ひでおに花束を」が3刷の書影*2なのはいいけど、帯がないのはさみしい。
・20世紀エディトリアル・オデッセイ(togetter)
http://togetter.com/li/658727